2017/11/11
公主月奇譚
タイトル:公主月奇譚
製作者様:雨宮えい様
攻略対象:4人
END数:19
プレイ時間:20時間弱?
ヤンデレ要素:大
対象年齢:15禁
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【あらすじ】
皇帝の姉・碧雲(主人公)は、後宮の中で平和に、お転婆な暮らしを送っていた。
生まれてから一度も後宮の外に出ることなく。
しかしある日、月宮の巫女となるべく後宮の外からやってきた銀蓮から、外の話を聞く。
碧雲は思った。
――後宮の外に出てみたい。鳥のように自由に――
「ならば、見せてあげようか」
その声は、背後から低い笑いを含んで聞こえてきた……。
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攻略対象の属性はざっくりと……
ヤンデレ弟皇帝、チャラゆる神様、【男装】巫女、心配性の宦官
宦官ポジは乙女げーとして、ヤバイですって(笑)
あんまりメジャーではない(?)のかもしれないので、宦官について軽く記しておきます。
宦官(かんがん)とはかつての中国・清の時代まで続いた
去勢された(性器を切除し、種として生殖不能な状態とすること)官吏のこと。
この時点で宦官ポジの悲惨さがあるのですが、宦官さんはこの中で一番まともでした。
まして唯一の狂わない人だったので、まじで聖人すぎて涙でた。
宦官さんのエピソードは【恋愛】という部分で
見たらきっと物足りない部類だろうけど、凄いイイ話でした。
あまりにも感慨深くて、ちまちま酒を飲むようにプレイしたせいで
プレイ時間がめちゃくちゃ長くなりました(苦笑
悲しい話とほんわかする話、更にはどんよりと重い話から、感動ストーリーまでもが混ざっており、
絶妙なバランスで造られた構成に涙なしでは、進めなかったです……。本当に良い話でした。
宦官さん以外の面々もどこか影があって、仄暗い過去を持っているのですが
それが分かるのは最後の最後で……――。
主人公のとても明るい性格が相まって、シナリオの流れに凄い魅せられました。
後日談や、ストーリーでは語られなかった裏話などもエンディング後のおまけで公開されます。
歴史的な知識を要求するワードが多々織り込まれますが、知らなくても十分に楽しめました。
又、「おまけ」のところに用語集としてまとめられていますので解りやすかったです。
ゲームシステムは、人物を選んで二択の選択肢を選ぶ。
それによって【新月度】【満月度】が貯まり、【感情度】が上昇していきます。
6回選択画面出現後に、各ルートに突入。
その後にEND分岐の選択肢が出現。
ゲーム画面の右下の【月】の文字から、いつでも確認出来るため、調整は簡単です。
また、その他条件等はサイト様にて記載がありますので詰まったらそちらを参照どうぞ。
【感想】
ヤンデレ好きでヤンデレの評判を聞きつけてプレイしたのに、宦官さんの聖人具合にやられた。笑
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